株式会社ライドウィズ

めっけMON事業計画

みんなで「めっけ=見つかる」を作る場所。
消費者みんなで、中小の作り手みんなで、埋もれていた商品と強みを見つけて、輝かせる。
v35 ・ 2026-09-01 対象期間 2026年10月〜2031年12月(12月決算) 社内提案用

結論

  1. めっけMONは、みんなで「めっけ=見つかる」を作る場所。消費者みんなが毎月試食して評価を返し(月1,980円の会員組織「めっけ隊」)、その評価が、埋もれていた商品と作り手の強みを見つけ出す。この「食べて、答える」が、中小の食品メーカーに大手一社分のデータ・ノウハウ・販路を持たせる。
  2. 「何が求められているか」(会員の実食評価)と「誰が作れるか」(FOC=中小メーカーの設備・技術のデータベース)を同じ場所に持つ業態は、まだ無い。評価がPB商品を生み、卸で全国に広がる。
  3. 2026年10月開始。3年目に黒字化し、5年目に売上4.1億円・貢献利益6,047万円。必要資金は3,672万円──公庫・マル経融資・補助金でまかなう想定。
めっけMONのコンセプト ── みんなで「めっけ=見つかる」を作る場所
輝く ── 世に出て、売れ続ける めっけ = 見つかる みんなで、つくる 消費者みんな 知らないおいしさが、見つかる 中小の作り手みんな 埋もれた商品と強みが、見つかる みんなで食べて、評価する
「めっけ=見つかる」は、両側で意味を持つ唯一の言葉。消費者にとっては知らないおいしさが見つかること、作り手にとっては商品と強みが見つけてもらえること。その両方を、みんなの評価が同時につくる。
黒字化
3年目
2029年/貢献利益 +418万円
必要資金
3,672万円
累積CFの最小値(2年目末)
5年目 売上
4.1億円
貢献利益 6,047万円
広告費の回収
2.5か月
1便の手残り 1,206円。会費だけでも3.6か月
事業の全体像 ── 中心に2つのデータベース、まわりに3者
めっけMON みんなで「めっけ=見つかる」を作る場所 評価データ(需要) FOC(供給) 会員 めっけ隊 会費+評価 毎月の箱 出店企業 全国の作り手 商品・サンプル・設備情報 販路・レポート・新商品 全国の小売 スーパー・専門店 PB商品を卸す 一般のお客様 モールで単品購入 単品購入 お客様の見え方は3章、出店企業の見え方は4章、中心でデータが回る仕組みは2章へ
売上は5年で4.1億円へ、貢献利益は3年目にゼロ線を越える
正念場:資金の谷 → 黒字化 めっけ隊会費会員の追加購入非会員(モール)卸(PB) 貢献利益 売上(万円) 4億 2億 0 2100年目'263,4691年目'271.0億2年目'282.1億3年目'293.0億4年目'304.1億5年目'31 貢献利益(万円) 0 ▲372▲1,951▲1,410+2,995+6,047万円 黒字化 +418 累積CFの底 ▲3,672万円(2年目末)=必要資金

必要資金 3,672万円で、会員2,500人・卸4SKU・黒字化の前夜(3年目)まで到達する。

01

中小メーカーの限界

中小の食品メーカーに足りないのは、腕ではない。データと、ノウハウと、ネットワークだ。だから、良いものが「めっけ」られないまま埋もれる。

束ねて、大手一社分。
中小の食品メーカーには、良いものを作る腕がある。
無いのは、データと、ノウハウと、ネットワーク。
大手はこの3つを一社の中に持っている。中小は、一社では小さすぎて持てない。
だから、束ねる。
束ねると、大手一社分 ── 1社では持てない3つを、共有資産にする
全国の中小メーカー 腕はある。1社では小さい めっけMONが束ねる3つ データ 評価×FOC ノウハウ 開発・売り方 ネットワーク 販路・仲間 重なって 力になる = 大手一社分の開発力と販売力 一社も手放さずに、束ねて持つ 大手は1社の中に持っている。 中小は持てない。 だから、束ねて共有する。

その3つ──データ・ノウハウ・ネットワークを、一つの会社に束ねる仕組みが、めっけMONのビジネスモデルだ。

02

ビジネスモデル

めっけMONは、ネットショップでも、モールでも、マーケットプレイスでも、リサーチ会社でも、コンサルでも、D2Cブランドでもない。この6業態のどれも、必要な4つの機能を同時には持たない。めっけMONはその4つを一つの会社で持ち、「めっけ=見つかる」が起きる場所をつくる。

他のどれでもない

6つの業態と並べる ── 持っているもの、持っていないもの
ネット
ショップ
モールマーケット
プレイス
リサーチ
会社
コンサルD2C
ブランド
めっけ
MON
この事業の目的に必要な4つの機能
消費者の需要データ
作り手の設備・技術データ
サブスクモデル
全国流通への卸販路
各業態の強み ── めっけMONに無いもの
集客力・品揃えの規模
立ち上げの軽さ・運営のシンプルさ
収益化の速さ(フィーが即入る)
持っている  部分的  持っていない。想定=モール:楽天市場型/マーケットプレイス:食べチョク型/D2C:snaq.meなど評価型サブスクD2C。
4つのうち3つを持つ先行者はいる。snaq.meは9年でフィードバック5,000万件・開発商品4,200個・提携生産者438社を積み、コンビニ卸まで到達している。違いは「誰が作るか」だ──snaq.meは自社ブランドを自社で作る(垂直統合)。めっけMONは中小メーカーを束ね、作り手の名前のまま全国に出す(水平)。snaq.meに卸せば商品はsnaq.meの名前になる。代わりに、めっけMONは下の3つを持たない──規模はこれから作り、軽さと速さは先行投資3,672万円と引き換えに、意図して捨てている。

会費とデータの交換

この組み合わせに至った理由は、モール型が正面から当たる3つの構造問題にある。それぞれの打ち手には、代償も付く。

ただのモールと、何が違うのか
これまで ── ただのモール お客 モール似た商品が並ぶ 企業 単発で買う 出品する 値段と検索順位だけで比べられる = 過当競争。収益は手数料だけ(1件800円) ✗ 埋もれる。値下げでしか目立てず、利益が削られる ✗ 広告費3,000円を、手数料800円では回収できない ✗ 客は戻らず、データも残らない めっけMON ── 会員制 + データ 会員 めっけMON データが貯まる 企業 毎月払う 毎月、評価を返す 商品+サンプル 新商品 → 卸で全国へ ✓ 会費が広告費を回収する(2か月) ✓ 評価がデータになり、次の商品が生まれる ✓ 会員が増えるほど、儲かり、賢くなる

壁① モールの手数料では、広告費が重すぎる

事実モールの手数料は売上の15%、決済手数料を引くと実質10%程度。広告での獲得コスト3,000円を回収するには、1人あたり3万円買ってもらう必要がある

打ち手月1,980円の会費で入口を安くし、裾野を広げる(=CPAを下げる)。さらに「お試し」の箱にすることで、1便あたり粗利2,460円を確保する。物流1,138円(集荷80+保管50+ピッキング梱包300+送料650+大型加算58)と決済116円を引いた手残り1,206円で、広告費は約2.5か月=3便目で回収できる。追加購入がまったく無く会費だけでも、手残り836円で約3.6か月=4便目で回収できる。

代償2便では回収できず、3便続けてもらって初めて黒字化する。しかもこの箱は出店企業のサンプル提供が前提で、続けてもらうには企業側への価値提供(レポート・販路)に手間がかかり続ける。

壁② 発見型サブスクは、解約されやすい

事実食品サブスクで続くのは在庫補充型(nosh等)。毎月変わる発見型は「外れ」が不満になり、解約を生む。

打ち手1,980円の「お試し」価格で外れを織り込む。外れも評価データとして価値になる。

代償会費単体では大きく儲からない。収益はデータの出口(PB・卸)で作る。

壁③ 送料が、食品ECを重くする

事実常温便でも1箱およそ700円。数千円の単品購入では送料が重く、少額購入や継続購入がしづらい構造になる。

打ち手月1回の箱に全部同梱する。送料は会費に内包し、追加購入は送料ゼロ。

代償届くのは月1回だけ。「今すぐ欲しい」には応えない(そこはモールの産地直送が受ける)。

参考にした型:Amazon(プライム・定期おトク便)/サンプル百貨店(試食評価)/クラダシ(余剰在庫)/nosh・snaq.me(続くサブスク)

先行者との違い ── 誰が作り、誰の名前で売るか
評価型D2C(垂直統合) 会員の評価 自社で作る 自社ブランドで卸す 作り手の名前は、棚に残らない めっけMON(水平) 会員の評価 作り手が作る FOCで座組を組む 作り手の名前で卸す 中小メーカーが、自社ブランドのまま全国へ
評価データを集めてPBを作る型は、すでに先行者がいる(snaq.me)。めっけMONが賭けているのは、その先の「誰の名前で売るか」。作り手が自分のブランドのまま大手一社分の力を持てる場所は、まだ無い。

データが利益を生む複利

「何が求められているか」と「誰が作れるか」を同じ場所に持つ業態は、まだ無い。回るほど、外さなくなる。

データのフライホイール ── 集まる・貯まる・活きるが円になっている
集 ま る 活 き る 貯まる 何が求められているか 誰が作れるか 会員の評価毎月・1品10問企業の情報設備・技術=FOC市場データ検索・SNS・EC見いだす埋もれた品が売れ出す生みだすPBを座組でつくる届ける好みに合う箱になる 回るほど、 濃くなる
3つの出口(見いだす・生みだす・届ける)はどれも、次の便でまた「会員の評価」の材料になる。回すほど「めっけ」の精度が上がる。会員が増えるほど、儲かり、賢くなる。

この束ねる仕組みは、会員の目にはどう映るか。

03

お客様から見ためっけMON

月1,980円で、知らないおいしさが毎月届く。消費者側の「めっけ」。

日本は、まだうまい。
知らないおいしさを、毎月めっけ。
めっけ隊は、全国の作り手の自信作を毎月食べて、評価を返す会員です。
あなたの「おいしい」が、埋もれていた一品を世に出します。

なぜ1,980円で毎月5品以上届くのか

作り手が、商品を提供する

「食べて、評価してほしい」
全国の作り手が、その月の自信作を箱に託す。

会員が、評価を返す

1品10問、大半はタップで約1分。
評価を返すことが、めっけ隊の会員条件。この交換で、1,980円が成り立つ。

※ 評価が長く途絶えた場合は、リマインドのうえで定期便をお休みいただく(会員資格と履歴は残る)。

お客様から見た構造 ── 毎月届く箱と、いつでも買えるモール
あなた 月1,980円 めっけMON 毎月の箱(送料込み・月1回) 毎月届く = 試食5品以上(会費に込み) その月の作り手の自信作。選べない・開けてのお楽しみ モールの出品商品+開発中の新商品(試作品) 毎月まるごと入れ替わる あなたが足す品(空でもいい) ⟲ ずっと入る Amazon定期便型 やめるまで毎月入る モールの出品商品から + 今回だけ 単発の追加 来月は入らない モールの出品商品から モール いつでも単品で買える 作り手から産地直送 全品に めっけ隊の 評価タグ付き 気に入ったら棚へ 同梱=送料0円 会費 毎月届く 毎月評価する → 次の箱が好みに近づく 約束は3つ ── お得(送料込み)/楽しみ(開けてのお楽しみ)/見つけやすい(苦手は届かない)

買い方は3つだけ

① めっけ隊に入る

月1,980円・送料込み。毎月1箱、その月に集まった作り手の自信作が5品以上。いつでも解約・スキップできる。0年目は月ごとの単発販売でPoCを回し、出店企業とMVPが整ってから月額会員をスタートする

① + ② 箱に足す

気に入った品を「毎月届く」か「今回だけ」で選んで同梱。送料無料。やめたいときは外すだけ

③ モールで買う

会員でなくても単品購入できる。作り手から産地直送で届く

会員の1か月
📦 届く 毎月1箱・5品以上 開けてのお楽しみ 🍲 食べる 調理不要・食べきり ふだんの食卓で 💬 評価する バーコードを読んで1分 評価は作り手に届く ❤️ 気に入る この味、また食べたい 箱に足す 「毎月届く」か「今回だけ」 同梱だから送料ゼロ 🌟 世に出る 自分が推した品が 広まっていく
返ってくるのは「感想」ではなく、構造化された評価データ
今月の5品 ▸ ③ 鮭の塩辛 バーコードで呼び出し おいしさ 店頭で見かけたら 買う 迷う 買わない 味・場面・食感のタグ(タップ) 甘じょっぱいごはんに合うおつまみ食感◎香り豊か ひとこと(任意) 1品10問・大半はタップ・約1分 企業へのレポート(4章) 150人分の集計+生の声の全件 商品ページの評価表示 「めっけ隊◯人が評価」で初見でも買える 次の箱の選定(AI) 苦手は届かない(お楽しみの試食枠は残す)
1人の1タップは小さいが、150人×毎月×全品で「どの味が・誰に・どの場面で刺さるか」が数字になる。

同じ仕組みは、出店企業の側からはどう見えるか。

04

出店企業から見ためっけMON

サンプル7.5万円で、約100万円相当の調査と、売上そのものが返る。作り手側の「めっけ」──商品と、自社の強みが見つかる。

分かる。つながる。ひろがる。
サンプルは150人分・約7.5万円(1食500円)。
返ってくるのは、約100万円相当の調査と──売上そのもの。

3つの価値

分かる(お試し便)

150人の実食データ。おいしさ・価格込みの購入意向・生の声(自由記述の全件)。「おいしいのに買われない」理由まで分かる

つながる(FOCへの参画)

設備・技術・原料を登録すると、組める相手が見つかる。1社ではできない企業連携が始まる

ひろがる(開発と販路)

評価がページに付いて売れる。良い品は卸で全国の売り場へ。座組から新商品が生まれる──ライドウィズが買い取って販売し、在庫リスクは当社が持つ

出すもの × 返ってくるもの ── 1対1ではなく、複数に効く
出すもの \ 返ってくるもの売れる分かるつながるひろがる
商品を出品する
登録もページ制作も、めっけMONが代行
サンプルを出す(任意)
150人分=約7.5万円(1食500円)
設備・技術を登録する
FOCへの参画
いちばん濃い対応  副次的に効く。サンプルは「分かる」だけでなく、ページに評価が付いて「売れる」にも効く。下の行ほど深い関係。入口はどこからでもよい。

「分かる」の中身 ── 毎回・無料の総合レポート

何が分かるか
1. どう評価されたかおいしさの分布(平均でなく散らばりまで)/店頭想定価格を見せた上での「買う・迷う・買わない」
2. なぜ売れないかのサイン🔴 「おいしいのに買わない」層の比率=価格が高すぎる警告。味の問題か、値付けの問題かが切り分けられる
3. 誰に・どう使われたか食べた場面・食べ方の分布。作り手が想定していなかった使われ方の発見(新しい売り文句になる)
4. 生の声自由記述の全件をそのまま渡す。要約で丸めない
5. 味の輪郭甘さ・塩気・辛さ・食感・香りのタグ。同カテゴリの他商品との比較つき
6. 市場の中の位置カテゴリの支出動向(家計調査)・売れ筋の価格帯(楽天)の中で、この商品がどこにいるか
7. 次の一手🔴 改良の提案/売り方の提案/FOCを使った座組の提案──ここから個別プロジェクト(卸開拓・PB化)につながる

出店企業の動線

出品する サンプルを出す(任意) 分かる・売れる つながる・ひろがる(FOC)

典型の動線。ただし順番は自由で、出品しなくても参加できる──サンプル参加だけの企業も、FOC参画から始まる企業もいる。

この仕組みが実際に利益を生むか、数字で確かめる。

05

5年P/L

3年目に黒字化。資金の谷は2年目末の累積 ▲3,672万円、5年目に売上4.1億円・貢献利益6,047万円。

3.1兆円食品・飲料・酒類のEC市場(経産省・2024年)
4.5%食品のEC化率。物販全体9.8%の半分=伸びしろ
0.013%5年目売上4.1億円が市場に占める割合
3.6→10LTV/CAC(立ち上げ期→定着期)。目安は3倍

市場が伸びるかどうかに依存しない計画。市場の0.013%を取る。会員1人のLTVは立ち上げ期10,759円・定着期30,149円(1便の手残り×平均継続月数)で、CPA3,000円に対し低い継続率の段階でも3.6倍。※CPA3,000円は未実証。

行頭の で内訳が開き、金額の下にその数字を作る単価・数量・率が並ぶ。単位は断りのない限り万円。全社共通費・古川社長の人件費・輸出は含まない貢献利益ベース。0年目の売上は10〜12月の3便、固定費は準備開始(2026年9月)からの4か月分。

数字の出所:実測=請求書・GA4で実測 公式=公式料金 =仮置き(実測で置き直す)

※ 開閉はブラウザで開いたときに動きます
科目 0年目
2026(9〜12月・売上は10月〜)
1年目
2027
2年目
2028
3年目
2029
4年目
2030
5年目
2031
売上 合計2103,46910,40920,57130,42840,995
めっけ隊会費591,4264,1587,72210,69213,068
平均会員数(人) 1006001,7503,2504,5005,500
便数(年) 31212121212
会費(円/便) 1,9801,9801,9801,9801,9801,980
1便あたりの残り(会費−物流1,080円) 900900900900900900
延べ便数(年) 便3007,20021,00039,00054,00066,000
期末会員数 2001,0002,5004,0005,0006,000
年間残存率 %24.0%24.0%42.6%61.3%61.3%
月次解約率(換算) %11.2%11.2%6.9%4.0%4.0%
会員の追加購入481,1523,3606,2408,64010,560
購入率 %40.0%40.0%40.0%40.0%40.0%40.0%
AOV(円) 4,0004,0004,0004,0004,0004,000
粗利率(PB40%とセレクト30%の加重) %30.9%32.2%33.0%33.5%34.2%34.5%
PB比率 %2.0%8.0%15.0%22.0%30.0%35.0%
セレクト比率 %20.0%28.0%35.0%40.0%42.0%42.0%
非会員(単品・セット)1025021,1391,6641,9062,297
非会員セッション(月) 2,6285,22711,86117,33119,85223,927
CVR %2.0%2.0%2.0%2.0%2.0%2.0%
AOV(円) 4,0004,0004,0004,0004,0004,000
粗利率(=販売手数料率) %20.0%20.0%20.0%20.0%20.0%20.0%
注文数(年) 2561,2542,8474,1594,7645,742
卸(ファブレス)03891,7524,9459,19015,070
卸に出るSKU 014101520
延べ店舗数(SKU×店) 01004501,2702,3603,870
1店舗あたり月販 101010101010
卸の総個数(年) 012,00054,000152,400283,200464,400
卸単価(590円×手取り55%) 324324324324324324
粗利率(数量スライド原価) %0.0%40.3%41.3%42.3%43.8%44.9%
売上原価1151,4154,1918,33012,37817,052
会員の追加購入の原価337812,2514,1475,6886,912
非会員の原価(手数料モデル)824019111,3311,5251,838
卸の原価(買取・数量スライド)02321,0292,8535,1668,302
1個あたり原価(円) 0194190187182179
めっけ隊会費の原価000000
試食品は出店企業の提供のため原価ゼロ 000000
売上総利益(GP)952,0546,21812,24118,04923,943
粗利率 %45.1%59.2%59.7%59.5%59.3%58.4%
販管費 合計4674,0057,62811,82315,05417,896
人件費1192,0483,2454,6666,0006,952
佐々木 小計207951,0401,1551,3861,386
業務委託(月5万円)20150000
給与06759001,0001,2001,200
社会保険(15.5%)0105140155186186
社員 小計09531,9063,0614,0144,966
運営・CS・物流ほか FTE 012456
エンジニア FTE 001122
給与08251,6502,6503,4754,300
社会保険(15.5%)0128256411539666
アルバイト/インターン99300300450600600
稼働時間(年) h6602,0002,0003,0004,0004,000
時給(交通費込み・円) 1,5001,5001,5001,5001,5001,500
業務委託(山田さん・撮影)206096120144180
月額(円) 50,00050,00080,000100,000120,000150,000
広告費60286678880765881
新規会員数 2009522,2602,9342,5492,936
CPA(円) 3,0003,0003,0003,0003,0003,000
物流費348192,3904,4386,1457,511
めっけ隊の便(@1,080円)327782,2684,2125,8327,128
80サイズ超過(20%・@290円)242122226313383
決済手数料7105294508690843
料率(Shopify Payments) %公式3.5%3.4%3.4%3.2%3.2%3.2%
システム費27115159255261336
SaaS 年額27115159255261336
Shopify(月額・円) 公式4,85013,50013,50058,50058,50058,500
Seal Subscriptions(月額・円) 公式14,78014,78032,70032,70032,70032,700
PuppetVendors(月額・円) 実測40,91940,91940,91940,91940,91998,400
Klaviyo(月額・円) 公式4,65015,50030,00058,12558,12558,125
Cloudflare(月額・円) 7757757752,0002,0002,000
その他アプリ(月額・円) 2,40010,00015,00020,00025,00030,000
PB開発投資82145170169169169
試作費(@20万円)406080808080
試作の本数 234444
初期費用(@40万円/SKU)408080808080
初回製造に進む本数 122222
JANコード2510999
東京農村クラブ104360636670
月額会費(円) 11,00011,00011,00011,00011,00011,000
キッチン利用(月・時間) h4812121212
PoC(0年目のみ)5500000
その他52385535725815955
旅費交通費2080150200250300
採用費0150150200150150
広報・PR106090120150180
通信・会議費72540557085
交際費53045607590
消耗品・雑費10406090120150
貢献利益▲372▲1,951▲1,4104182,9956,047
累積▲372▲2,323▲3,732▲3,314▲3195,729
利益率 %-177.2%-56.2%-13.5%2.0%9.8%14.8%
運転資金(在庫+売掛−買掛)▲14▲73▲602588451,764
PB在庫(卸の2か月分・原価)0391714758611,384
売掛金(卸の2か月分)0652928241,5322,512
買掛金(仕入の1.5か月分)141775241,0411,5472,131
当年の増加分▲14▲5913319587919
営業CF(貢献利益−運転資金の増加)▲357▲1,892▲1,422992,4095,129
累積▲357▲2,249▲3,672▲3,573▲1,1643,965

黒字化の数字を、誰が・どう実現するか。

06

5つの現場

「めっけ」を毎月起こし続けるための5つの現場。商品開発・システム・物流には専任の社員を置き、集客と出店企業の獲得は経営陣が自ら担う。人がやるのは判断だけ、作業は機械とAIに。

商品開発 ── 思いつきを、仕組みに置き換える商品開発担当(2年目〜)

27% 空白候補 300 機械が毎月出す 22% 作れるもの 80 FOCで逆引き 31% 座組の成立 15〜20 AIが企画を下書き 定番化 5〜6本/年 めっけ隊で検証済み

システム ── Shopify+Seal+自社のD1エンジニア(1年目年央〜)

何のシステムか 方針 お客様・企業が触る画面 入会LP / モール / 会員ポータル(Seal) / 企業ポータル(PV) + 評価フォームだけ自社 買って使う データと判断(ここが競争力) 評価データベース / 嗜好の学習 / 商品タグ / 企業向けレポートの生成 自社で作る 決済・注文・在庫の土台 Shopify + PuppetVendors + Seal Subscriptions 買って使う 競争力はデータの層にしかない。他は最速・最安の既製品でよい。
土台は買い、頭脳だけ自社で持つ。データが貯まる場所(D1)は誰にも依存しない。

Shopify + PuppetVendors

商品・決済・注文・出店企業ポータル。いまあるものを活かす

Seal Subscriptions

定期便の課金と会員ポータル。「毎月届く」と「今回だけ」を両立でき、欠品でも決済が止まらない唯一のアプリ。
$89.95/月 → 会員2,000人超で $199/月

自社(Cloudflare)

評価フォーム・嗜好データ・商品タグ・レポート。0年目は佐々木がAIで構築、1年目年央にエンジニアへ引き継ぎ

物流 ── 経路は2本だけ運営・CS・物流担当(1年目〜)

出店企業 全国の作り手 3PL倉庫 箱詰め・グループ別出し分け 一般のお客様 モールの単品注文 会員 毎月の箱 経路① 産地直送(送料はお客様負担・当社は運ばない) まとめて納品 経路② 1箱1,080円・当社負担(送料込み)
当社が運ぶのは毎月の箱だけ。単品は作り手から直送で、物流費を持たない。試食品も販売品も、企業から見れば「どこへ・いつまでに送るか」だけ。

🚚 お客様へ直送

モールの単品注文。出店企業→お客様。企業別送料・ライドウィズは送料を負担しない

🏠 倉庫へ納品 → めっけ隊の箱

試食品+追加購入品を3PLが1箱に。60サイズ1,080円・送料込み。グループ別の詰め分けは倉庫が担う

集客 ── 広告で買うのは会員だけ佐々木+アルバイト

4つの入口 広告CPA 3,000円(仮・0年目に実測)オーガニックSEO・SNS・ブログ出店企業からの送客店頭POP・同梱チラシ会員からの紹介 入会LP めっけ隊の入口ページ めっけ隊会員 1便の手残り 1,206円 会費だけなら836円 回収 2.5か月(会費のみ3.6か月) 会員が増えるほど、紹介・送客・再訪が増える
広告が向かう先は入会LPだけ。単品の売上は、会員の再訪とオーガニックが連れてくる。

広告費は、会員の獲得だけに投じる

1便の売上3,580円(会費1,980+追加購入1,600)から商品原価1,120円を引いて粗利2,460円。そこから物流1,138円・決済116円を引いた手残りは1,206円CPA3,000円なら約2.5か月=3便目で回収
会費1,980円だけで見ても、物流1,080円・決済64円を引いた手残り836円で約3.6か月=4便目で回収できる(追加購入ゼロの保守ケース)。⚠ 未実証・0年目に実測

単品のお客様に、広告は使わない

単品購入の粗利は1,050円。広告での獲得には約4,000円かかり、割に合わない。単品のお客様は、検索・SNS・出店企業からの送客で迎える

広告依存は2年目がピーク

広告セッション比率 50%→30%へ。現状の実測は月487セッション。5年目の非会員セッションは月23,927(約49倍)

出店企業 ── 関門ではなくインセンティブ古川社長(全社)+佐々木/卸営業(3年目〜)

獲得の入口 組合・商工会・支援機関既存企業からの紹介1社が次の1社を連れてくる直接営業(地域は面で)1社→3社で特集→5社で拠点 出店 年50社(休眠含め100社) 稼働 試食に出す・FOCに参画 レポートが実感に変わる 1社が、次の1社を連れてくる(紹介ループ)
地域は面で取る──1社で始め、3社で特集が組め、5社で拠点になる。

出品する

作業ゼロで売れる。手数料20%

サンプルを出すと(約7.5万円)

① 約100万円相当の総合レポート(何回でも無料) ② ページに評価が付き、売れ続ける ③ 試食した会員がその場で買える──1〜2割の購入で、サンプル費はその月にほぼ回収

座組に乗ると(PB)

1社では作れない商品が生まれ、卸で全国へ。ライドウィズが買い取って販売し、在庫リスクは当社が持つ

この体制を、いつまでに・どの順で作るか。

07

ロードマップ

2026年10月に始め、2029年に黒字化する。背骨は会員規模──1年目1,000人から5年目6,000人へ──と、3年目の黒字化。

先行投資期(累積 ▲3,672万円) 黒字期(+418万円 → +6,047万円) 2026.10 2027 2028 2029 2030 2031 会員 200人 1,000人 2,500人 4,000人 5,000人 6,000人 組織 業務委託中心 佐々木入社・社員1 社員3 社員5・卸営業 社員7 社員8 商品・卸 試食便スタート PB定番化を開始 卸を本格化 卸10品 拡大 卸20品・500店へ 黒字化
0年目(いま〜12月)にやること

9月:倉庫の選定・ヒアリング/初回の試食便の企業募集/入会LP(最低限・Shopify上)
10月:🔴 めっけ隊 開始(初回の試食便・月ごとの単発販売)/評価フォーム構築
11〜12月:会員200人へ/評価→商品ページ表示/出店企業15社へ/1年目計画の確定

このロードマップは、いくつかの仮定の上に立っている。

08

前提とリスク

主要な前提は以下。実測できるものから順に確かめ、外れたら計画を引き直す。

前提置いた値確かめ方
会員の獲得コスト(CPA)3,000円0年目の広告運用で実測
広告費の回収(会費のみの保守ケース)手残り836円/便=3.6か月0年目の初回便で実測
会員の追加購入購入率40%・客単価4,000円初回の試食便で実測
継続率(立ち上げ期は低く、月額会員として定着するにつれ改善)年間残存 24%→61%初回便のコホートで実測
評価の回答率実効49%初回便から実測
1品あたりの目標評価人数150人(1年目36人)初回便の回答率で実測
試食品は企業の無償提供(倉庫までの送料も企業負担)原価ゼロで計上初回の試食便の企業募集で確認
3PLのアソート単価1箱単位を想定倉庫ヒアリングで確定
定番化のペース年5〜6本評価データの蓄積が前提。年次で見直す
卸の店舗数1SKU 100店 → 400店卸営業の開始後に実績で置き直す
サブスクアプリ(Seal)公式料金・英語サポート無料プランで事前検証

資料に書いていなかった前提 ── 企業側の3つの論点

2026-09-01・古川社長の指摘。いずれも検討済みだが、計画の本文には書いていなかった。ここに置く。

論点① 会員が1,000人になったら、全員に同じ商品が届くのか

問い中小の作り手は「まず10個ほど」の小規模から始めたい。会員が増えたとき、試食品の供給がついてこないのではないか。会員数と、企業が出せる試食品数の均衡が最大の論点ではないか。

答え届かない。会員はグループに分け、中身を出し分ける(1年目1グループ → 2年目3グループ。詰め分けは3PLのアソート作業)。1品を配る相手は目標150人(1年目は36人)で固定するため、会員が6,000人になっても1社あたりの提供は年150個(1年目)→1,161個(5年目・サンプル原価8.5万円)で頭打ちになる。均衡は企業側ではなく会員側で詰まる──企業が年5品出せる前提の供給1,395品目に対し、めっけ隊が評価できるのは1,058品目。ボトルネックは全年「評価力」。

未決立ち上げ期だけは逆で、企業が足りない。会員100人・月4品でも年48品=16社必要(現在7社・2026-08-29実査)。また10個規模の提供では評価が成立しない(1品150人が必要)ため、買い取りに切り替えるか、数量が揃う月まで待つことになる。

論点② 企業側からはお金を取らないのか

問い元のモデルは、リサーチしたい企業が調査費を払い、購入者も1,000円払う形だった。サブスクに変えて、企業は試作品・新商品を無償提供(送料も負担)/購入者は1,980円というお金の流れでよいか。

答えその流れでよい。線は1本──めっけMONの中で完結するものは無料、外に出るものだけ成果報酬。中の活動を有料にすると販売手数料15%との二重取りになり、改良の反復が料金で止まる。課金するのは卸・小売の開拓(固定成功報酬・都度見積)と輸出(5〜10%)だけ。企業が出すのは試食品と倉庫までの送料、受け取るのはレポート(何回でも無料)・評価が付いた商品ページ・販路。

未決倉庫までの納品送料が企業負担であることを、企業向けの文面にまだ書いていない(P/Lの物流1,080円/箱はこの前提で置いている)。無償提供が独禁法の優越的地位の濫用に当たらないよう、①参加は任意で出店の条件にしない ②数量・時期・品目は企業が決める ③買い取りの選択肢を常に併記 の3点を書面に明記する。

論点③ リサーチはどこまでやるのか

問いアンケートの作り込みとフィードバック資料は半自動化を考えているはず。身の丈に合った改善案を出せるかが企業の満足につながる。FOCで把握した企業の実情と、アンケート結果をクロスさせるイメージで合っているか。

答えその認識で合っている。レポート8章のうち1〜5章(評価の分布・味の6軸・使われ方・生の声の全件・市場の中の位置)は完全自動6〜8章(どうすれば買ってもらえるか/どう売るか/FOCを使った座組提案)は下書きを機械が作り、人が確認する。1品10分の確認で年232時間=0.12FTE、5年目の年1,395品目でも回る。FOCとのクロスは8章そのもの──設備・技術のデータから「この商品に◯◯を合わせれば△△の空白を埋められる」と座組の候補企業まで出し、ここが個別プロジェクト(卸開拓・PB化)の入口になる。

未決8章だけは精度が読めない。1年目は人が書くことになる可能性がある。また競合の「味」はめっけ隊が食べていないため比較できず、レポートには推定と明記する。

前提が外れたら、必要資金はいくらになるか

ケース黒字化必要資金(累積CFの最小値)
基本ケース3年目▲3,672万円
会員獲得CPAが1.5倍(3,000円→4,500円)3年目▲4,327万円
追加購入の購入率が 40%→25% に低下4年目▲4,978万円
継続が悪化(初期の残存70%→60%・月次解約4%→6%)3年目▲3,702万円
計算
モデル/model_v25.py(全数値の内訳は5章)
実測
GA4(2026-08-30・月487セッション)/Shopify請求(2026-08-07・¥56,819)/現行構成(R32実査)
調査
社内リサーチ R14〜R44
運営会社:株式会社ライドウィズ / 作成:佐々木+Claude

前提が外れても、必要資金の増加は最大約1,300万円(3,672→4,978万円)、黒字化の遅れは最大1年。計画は、実測で置き直しながら前に進める。
撤退・変更の基準は先に決めてある──0年目はアソート単価・CPA・サンプル提供率の3つ、1年目は回答率・継続・追加購入。累積CFが▲5,000万円を超える見込みになった時点で追加投資を止める。※この事業は「広告を止めれば黒字」という構造ではない(人を先に採るため)。縮小するときは採用計画も同時に止める。